お客さんからは、絶対に見られない場所で演奏していました
これ、オーケストラピットに入る入り口近くです!
(向こうに後輩がぼわっと浮かび上がってます…こわい!)
「アンビル」という楽器で
2場→3場の転換場面と、3場→4場の転換場面の2ヶ所のみの出番ですが、実はアンビルパートは全部で9人(9パート)いて、上手・中央・下手に3人ずつ分かれて演奏してるので、音量のバランスも、だんだん大きく小さくするタイミングや加減も、めちゃ難しい…
そして、ものすごい音量なので、演奏し終わったら耳鳴り。。
でも、本当は、この倍の人数いるらしいです。
なんて大変なオペラなんや
細かいリズムパートは、金づち2本使い!
1週間、びわ湖ホールのものすごい舞台装置に囲まれて過ごし、場面ごとに歌い手さんが出はけするのを見たり、数々の演出を「おーーー」とか言いながら堪能できる、まさに(舞台)ウラ側ワンダーランドでした。
公演は両日とも、完売、満員御礼のスタンディングオーベーション!
初めて、大入袋をいただきました!
この公演、2時間半休憩なしだったのですが、京都市交響楽団さんの演奏は両日ともものすごい集中力。もう、さすがとしか言いようがありませんでした。
長〜い、とにかく長〜いという印象が残りやすいワーグナーだと思っていましたが、演奏と上から聞こえてくる歌が素晴らしすぎて、あっという間でした。
滅多にできない経験をさせていただき、とても幸せな時間でした!
(そして今、リサイタル一直線です!笑)