フルコースをおすそわけ

打楽器奏者・中村めぐみの毎日、ちょっとおすそわけしてます。

久しぶりの揺れでした

昨日地震がありましたね。

私は滋賀で仕事中だったのですが、携帯から突然鳴り出したアラームと、久しぶりの地震(しかも長かった)に、周りの人と「おぉーーー」と声をあげながら、しばらくフリーズ。

震度3でそんな感じだから、鳥取の震度6は、さぞかし怖かったでしょう…

 

滋賀は、台風もそれていくし(学生時代はなんど暴風警報が出ないことに落胆したかわからない)、内陸部で海に関する被害もないし、でも水には困らないし(びわこ♡)、これだけ日本中で地震がおきてるのにあまり影響がない…

土砂災害には気をつけたいところですが、基本的に災害の少ないところだなぁとよく思います。

 

でも、断層帯は周りにいくつもあって、特に花折断層は「もうすぐ大地震が!!」と何年も言われています。

 

東日本大震災以降、日本中で大きな地震が頻繁におきていて、日本のどこにいても、地震災害からは逃げられないのだと思うけれど…

たとえ家族が無事でも、家が倒壊しているのを見ると、願わくば、そんな、どこにもぶつけどころのない絶望感は味わいたくない…正直なところ、そんな風に思います。みなさんも、そうですよね。。

 

とにもかくにも、

余震がまたしばらく続くのでしょうね。

 

実は来月、鳥取の学校に演奏しにいくのです(^-^)!

無意識のうちにたまった色々を、バーっと発散してもらえるような、そんな楽しいコンサートができるといいなぁ。

どうか、この後の余震にもお気をつけて(;_;)

無事にみなさんに会えるのを楽しみにしています!

 

Duo bel Sogno

私の旦那さんはヴァイオリニストですが、

妹さん(もヴァイオリニスト)と2人で、無伴奏でのコンサートを毎年2回やっています。

 

Duo bel Sogno

イタリア語で"美しい夢"

ヴァイオリンという楽器にお似合いの名前ですな〜

打楽器でこういう名前をつけても…うーん…別にいいんだけど、やっぱり「打楽器」というキーワードから浮かぶイメージとは違うかな〜。マリンバduoとかならありかもしれないですね。

 

それはさておき、

彼らの15回目のコンサートが来月11月13日に、京都の上桂にある青山音楽記念館バロックザールにて開催されます!

 

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15回って。すごいな!

というか、年に2回、自主企画でリサイタルをしているようなもんで、それは結構大変なことだよな〜とフリーランス演奏家としては思うのであります。

 

最初にも書きましたが、デュオベル(略した)のコンサートはピアノ伴奏無しで演奏されます。これは、すごく珍しいことだと思います。コンサートの中で1曲2曲は無伴奏、とかは良く聴くと思いますが、コンサートまるまる全部無伴奏

しかも、あなたどちら様?という作曲家ばかり。

どうやら、旦那さんの演奏仲間や知り合いも「作曲家みんな知らんな〜。あ、シュニトケだけ知ってるわ。でもあのシュニトケなん??」みたいな反応らしく、このコンサートの貴重さが窺われますよね。

あまり演奏されていないのがもったいないような面白い曲・美しい曲もあったり。

知られていない曲を世に出す作業をしているんだなと思います。

 

ちなみに、私が数年前に初めて聴いた時の第一印象は

「ヴァイオリンって、こんな大きい音で迫力ある演奏ができるんやな〜!」でした。笑

打楽器には敵わへんけどな!(変な対抗)

 

ご興味ある方は、ぜひ一度聴きにきて下さいね

再会

昨日のはなし

 

中学の頃の、仲の良い友人に、めちゃくちゃ久しぶりに会いました!

彼女はここ最近、何度も私のコンサートを聴きにきてくれて、私の姿を見てくれていましたが、どのコンサートでもタイミングが合わず、彼女と直接しゃべるのは、おそらく5.6年ぶり。

 

お互いに結婚して、話の内容はちょこっと変化しました。

でも、見た目も声も話し方も、まとっている空気も全く変わっていなくて、空いた年月はほとんど感じず…

彼女の家で、たこ焼きをせっせと焼きながらおしゃべり。

デザートにケーキを食べながらおしゃべり。

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話すことが多すぎて、近況報告すら終わりませんでした。笑

 

彼女に誘われて、栗東市役所前で行われていた「いちょう祭り」をチラッとだけ覗きに行き、なんと!ここでまた中学卒業以来会っていなかった友人Iちゃんとも再会!

 

Iちゃんのお母様が手作りアクセサリーのお店を出していて、私もネックレスを購入。…したら、「結婚祝い!」とブレスレットとヘアアクセまで頂いてしまいました>_<

ありがとうございます。大切に使います!

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(テーブルに飾っていたお花とともに)

 

糸が途切れたように思えても、こうしてどこかで再会して、また糸を結びなおせる。

それが、ご縁なのかもしれないですね。

 

次はゆーーっくりご飯を食べながら会うことを約束しました(*^^*)

舞台の上の本気たち

昨日は、さきらジュニアオーケストラの第7回定期演奏会

ご来場いただきました皆様、ありがとうございました!

 

コンサートは、お客さまにとって非日常の空間ですが、演奏者にとっても、舞台の上で味わう緊張は非日常です。

しかもそこで待ち受けているのは、秋山先生との音楽体験。

日本中、いや世界中探しても、こんな貴重な経験をできる場所は、ほとんどないのではないでしょうか。。

 

チャイコフスキーの弦楽セレナーデは、秋山先生が学生時代に、師匠である故齋藤秀雄先生から徹底的に教え込まれた、思い出の曲だそうです。

「子供たちに伝えたい」というマエストロの命をもやすような指揮姿、それに一生懸命応える子供たちの姿、そこから溢れる音楽や響きは、1年間の大変だったことを忘れるような演奏で、本当に感動的でした。

 

さて、演奏会が終わったところではありますが、子供たちの手元には、すでに来年の定期演奏会の曲が渡っています!笑

リセットして頑張る…のではなく、どうかこの1年得てきた上に、さらに上書きしていってほしいと願っています。

 

そうそう

2年前、さきらで音楽を学ぶ子供たちを支援するためにできた、さきらジュニアオーケストラ・アカデミー後援会。この定期の演奏を聞いたお客様が、何名か入会してくださいました!

後援会にご支援いただいたお金は、管楽器の特殊管や打楽器を購入する等、ジュニオケの発展・学びの環境を整える為に使わせていただいております。

この場をお借りして、心よりお礼申し上げます。

 

今後ともお力添え頂きますよう、どうかお願いいたします!

www.sakira-joa.com

 

 

 

 

さきらジュニアオーケストラ《第7回定期演奏会》

昨日から、これまた指導に行かせてもらっている、さきらジュニアオーケストラ定期演奏会に向けての集中練習がはじまりました。

 

さきらジュニアオーケストラの拠点は、滋賀県栗東市にある栗東芸術文化会館さきら

 

www.sakira-joa.com

 

実はオーケストラが先にできたのではなく、さきらジュニアオーケストラ・アカデミー(以下、さきらJOA)が先にできて、多くの子ども達がここでオーケストラの楽器を学び、成長してきた結果、「オーケストラをつくろう!」と出来たものです。

アカデミーの設立当初は、弦楽器しか開講していませんでしたが、今ではフルオーケストラ、管弦打楽器を対象にアカデミーが開講されています。

 

「感じる心、表現する技術」

楽器を上手に弾くことではなく、楽器やオーケストラを通して、「音楽」を学ぶこと

音楽教室ではなく、アカデミーと名前のつく、さきらJOAのモットーです。

 

そんな中で小さい頃から学んでいる子達

「ほんまに小学生か〜?」

と思うような、音楽を聴かせてくれます。演奏にちゃんと音楽が聞こえます。

 

指揮者・特別音楽顧問には、世界的指揮者の秋山和慶先生。

子ども達に対しても全く妥協しない音楽作りと、その根気づよい指導は感動的です。子ども達の高い集中力を、全て利用尽くして(笑)、毎年素晴らしい経験を与えてくださいます。

 

そして今年の定期演奏会では、NHK交響楽団の首席トランペット奏者、菊本和昭さんをお招きして《トランペット協奏曲 変ホ長調ハイドン》を演奏します。

 

どうぞ10月9日(日)は、栗東芸術文化会館さきらへ、かれらがどんな演奏をするのか・・・

聴きにきて下さいね!

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お問い合わせ
栗東芸術文化会館さきら
〒520-3031滋賀県栗東市綣二丁目1-28

TEL:077-551-1455